幸せって2種類あんねん。目標を設定する前に立ち返りたい2つの考え方。

目次
私たちが一般的に目指す「ヘドニックウェルビーイング」
「幸せになりたい」と考えたとき、多くの人が思い浮かべるのは、快適さや楽しさを追い求める幸福です。
これは心理学で ヘドニックウェルビーイング(快楽的幸福) と呼ばれます。
自分が欲しいものを手に入れたときや、心地よい体験をしたときに感じる幸福です。
たとえば──
- おいしいものを食べる
- 好きな映画やドラマを観る
- 旅行に行く
- 経済的に成功して贅沢な生活を送る
- 年収1000万円を目指す
- FIREして田舎でゆっくり暮らす
こうした幸福は、日々のストレスをやわらげ、気分を明るくしてくれます。
ただ、一時的な満足に依存しやすく、「この先も幸せでいられるか」という実感にはつながりにくい側面があります。
心の奥では、より長く続く充実感──「生きていて良かった」と思える感覚を求めているのかもしれません。
もうひとつの幸福「ユーダイモニックウェルビーイング」
それに対して、ユーダイモニックウェルビーイング(充実的幸福) は、
「意味」や「成長」を感じることで生まれる幸福です。
誰かの役に立ったとき、学びや挑戦を通じて自分の変化を感じたとき、
人とのつながりの中で安心感を得たとき──
それらはすぐには報われないかもしれませんが、確かな満足として残ります。
この幸福には、[自己受容感](ありのままの自分を受け入れる感覚)や
[自己効力感](「できるかもしれない」と感じる力)が深く関わっています。
自分の欠点や弱さを無理に否定せず、それでも一歩ずつ前へ進もうとする姿勢が、
ゆるやかに幸福を積み重ねていきます。
幸せになれない「目標設定」をしていないか
多くの人は、目標を立てるときに「ヘドニック的幸福」だけを追いがちです。
「年収1000万円を超えたい」
「いい家に住みたい」
「もっと自由な生活をしたい」
これらの目標は明確で分かりやすい一方、
その先に「なぜそれを目指すのか」という問いが抜け落ちていることがあります。
つまり、[目的と目標の違い] を整理しないまま走ってしまうのです。
目的は「なぜ」や「意味」を指し、目標は「何を」「どのように」達成するかという手段です。
目的がぼやけていると、努力が続かず、結果が出ても満たされません。
このとき必要になるのが、[優先順位] の感覚です。
何を優先し、何を後回しにするか。
それは単なるスケジュール管理ではなく、
「今の自分にとって本当に大切なことは何か」を見つめる力です。
この整理ができてはじめて、行動は意味を帯びます。
幸せを支える「非認知能力」
行動を続けるには、根性や気合ではなく、
自分の内側にある「感じ方」や「考え方」の力が必要です。
それが [非認知能力] と呼ばれる領域です。
たとえば、集中を維持する力、感情を整える力、他人の気持ちを想像する力。
これらはどれも数値化しにくいものですが、
学びや人間関係、キャリアの土台として長く作用します。
非認知能力は、自己受容や自己効力感とも密接につながっています。
「できなかった」ときに自分を責めすぎず、
「次はこうしてみよう」と切り替えられる人ほど、長い目で見て幸福を感じやすいのです。
まとめ:幸福を“設計”して生きる
幸せは、偶然訪れるものではなく、日々の意図と選択の積み重ねで形づくられます。
だからこそ、次のような問いを立ててみてください。
- 自分の目標は、誰かの価値観をなぞっていないか?
- 目的を見失わずに行動できているか?
- 短期的な快楽だけでなく、長期的な充実も見据えているか?
ヘドニック(快楽的)とユーダイモニック(充実的)の両方を意識した目標設計を行うことで、
「頑張っているのに満たされない」という状態から抜け出すことができます。
私たちオンラインコーチング塾 COMPASS では、
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